マコトのにっきちょう

日記は趣味の範囲で(笑)

テレビを見ていたらふと、ふとアルバイト先の理系さんたちを思い出す

ちょっとクレージーなくらい好きなことを突き詰めている人をゲストに呼んでその話を聞くという夜中の番組を見ていた時、深海の研究をしている方がゲストに出ておられました。
深海調査でのる潜水艇が故障か破損かでなくし、もうマリアナ海溝に潜れなくなった時に、映画監督のジェームス・キャメロン氏が個人的に深海に興味をもって、個人の資産で高価な潜水艇を作ってマリアナ海溝に潜ったときの話を嬉々として話してました。
はじめはミーハーな奴と思っていたそうですが、プレゼンテーション番組を見て、映画監督はお金を稼ぐ手段であって穏当に興味があるは深海だったという話を聞いて、共感し、研究のために一緒に潜らないか?あなたの潜水艇で、と手紙でオファーを出したそうです。
本当に好きなことを研究して、世の中の標準を定義する研究をしていることに社会貢献できる達成感を語っていて、深海に興味のない私もゲストの方の話が面白くて声を出して笑っていました。
そこでふと、昔アルバイトでお世話いなった理系の研究室の人たちのことを思い出しました。
私は文系の学校の卒業でしたが、病気持ちだったので、労働のきつくない仕事を知人から紹介されて働いた経験があります。
そこにいた研究員とゲスト出演していた研修者の方が同じに見えてハッとしました。
バイトでお世話になった当時は、理系のノリについていけず、友達に毎日電話して泣いたこともありました。
みなさん大学院まで出た秀才ばかりで、世界的にも例のない研究結果をだすような人類にものすごく貢献しているのに、私ときたらあまりにマニアックな話題と歳が10以上離れているのに未だに少年のような感覚が上司としてどう接すればいいのかわからずにいたのです。
契約期間を終えてから付き合いはありませんが、当時、馴染めていない私を気遣って、宇宙食と同じ製法で作ったチョコレート菓子や、珍しい植物の苗、研究室で手作りした即席ビールを作ってくれたことを思い出しました。
今思えば、みんな、すごくいい人だったな、上司とか考えずに一緒に楽しむキャパシティがあればよかったな、とテレビを見てぼんやり思いました。